能登半島絶景ドライブ

〜青春時代の思い出の地を訪ねる〜

2007年9月25日(火)〜26日(水)








昨夜は2006年7月にオープンした「ルートイン輪島」に宿泊しました。今回はひとり旅なので
高級旅館ではなくてビジネスホテルです(笑)
朝の天気予報では秋晴れの快晴になるとのことで気分良くホテルを出発しましたが秋晴れ
どころか雲がたくさん出ています。
これからだんだんと晴れてくるだろうと思いながら千枚田を後にしました。




冬の厳しい日本海の荒波をまともに受ける男性的な荒々しい海岸線が続く曽々木海岸を北上。
岩の真ん中に直径2mほどの穴が開いている奇岩の窓岩です。冬は波の花が大量に発生するそうです。







窓岩から少し走るとトンネルがあって気を付けないとそのまま通り過ぎてしまいそうな垂水の滝です。
冬の時期は強風のため、滝の水は海に落ちずに空中に舞い上がるそうです。







ゴジラ岩が最初は何処にあるのかとあちこち探していましたがやっと見つけました。
もっと大きい岩だと思ったのでちょっとがっかりです。
それにしても上空にはまだ厚い雲があって走りも今ひとつですね。










能登半島一と言われている木ノ浦海岸です。










学生時代の夏休みにクラブの合宿がここ「能登きのうら荘」で行われて二泊しました。
当時は6班8名ぐらいで東京からそれぞれ好きな観光地を訪ねて全員が最後に集合したのがここだったのです。
上の写真の海水浴場で泳いだり砂浜でキャンプファイアーをしたりした思い出の場所でした。
今回の能登ドライブをするにあたりどうしても訪れたかったところです。
34年振りに訪れた木ノ浦は昔のままの姿で私を迎えてくれたようで変わっていませんでした。変わっていたのは
だいぶ老朽化した「能登きのうら荘」と歳を取った私でしょうか(笑) 
六角形の建物は食堂で海を見ながら食事したのが記憶にありますね。思い切って玄関から中に入ってフロントに
いた人とお話しをしたら近々建て直しをするそうです。
ベンチに座り海を見ながら当時のことを思い出したりしていたら懐かしさもあり涙が出てきそうになりました。
あの頃に戻れるものなら戻りたいですね。




宿舎の看板は変わっていましたが石の階段は当時と変わっていませんでした。
左の写真で私はどこにいるでしょうか(笑)







ここを去るのは名残惜しかったです。







木ノ浦から禄剛埼灯台を過ぎるといよいよ内浦ルートに入りました。
天気もだんだん良くなってきて爽快な海辺のドライブが始まりました(^ ^)
途中にランプの宿で有名なよしが浦温泉ランプの宿の案内板がありました










別名軍艦島とも呼ばれている高さ28mの見附島。













見附島からすぐのところにある恋路海岸。
そう言えば何処の観光名所に行ってもほとんど誰もいません。能登のシーズンオフの平日は
いつもこんなに空いているのでしょうか。おかげでゆっくりと写真を撮ることが出来ました(^ ^)







九十九湾から近い能都町の敷き詰められたような形の岩の千畳敷の海岸。




「ポケットパーク海岸桟敷のと七見」で小休止。




海上に組まれたやぐらから一日中水面を見張り、ボラの群れが入ると手で網を引き上げる。かつて穴水湾でさかんに
行われていたボラ待ち漁は日本最古ともいわれる原始的な仕組み。地元で代々受け継がれてきた伝統漁法で最盛期
には20基のやぐらが見られたが、徐々に漁師が減り10年ほど前から漁は行われなくなってしまったそうです。
次はいよいよ最終の目的地である能登島へ向かいました。













能登半島絶景ドライブもいよいよ最終章を迎えました。
この橋を渡ると能登島です。平成11年に開通した「ツインブリッジのと」は中島町と能登島町を結ぶ全長620mの吊り橋で
橋を渡る手前に休憩所と木製の展望台があり、ここから能登島大橋も見えました。
橋を渡り切ったところに案内標識があり本日の来町車の数字が電光掲示板で表示されていて私は344台目でした。




能登島を結ぶもう一つの橋、能登島大橋は能登島町と七尾市を結ぶ全長1,050mの橋でなだらかな曲線は
七尾湾の静けさとカモメをイメージしたものだそうで美しい橋ですね。
時間があれば自然豊かな能登島をゆっくり一周してみたかったです。







能登島大橋を渡ると左側に駐車場のある大きな公園があります。
ここから見る能登島大橋がまた何とも言えないくらいに素晴らしい眺望です。
ちょうど昼休みの時間なので地元の人達が休憩したりしていました。







一泊二日の駆け足のドライブでしたが天候にも恵まれた能登半島絶景ドライブを堪能しました。
思ったほどよりも能登は広くて途中疲れ気味になりましたがダイナミックな海岸線を見ながらの
爽快なドライブは疲れを吹き飛ばしてくれました。
半年前の地震の影響かあちこちで道路の補修をしていましたが走行には支障もありませんで
した。「がんばってます!能登半島」の立て看板があちこちに置いてありました。
また機会がありましたら是非行きたいと思っています。その時は人気のある和倉温泉の加賀屋
に泊まりたいですね。

能登島大橋からは国道160号で氷見、高岡を抜けて北陸道小杉インターから帰路につきました。



   



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